NRD-515修理3台目③
- 2020/06/17
- 05:13
いよいよパルスジェネレーターに取り掛かります。先に言っておきますが今回の修理は、分解で大変でした。ベアリング抜けなくて難儀しました。
軸のストッパーリングを外します。これ用に工具を作ったので飛ばすことはありません。

1枚目のロジック基板を外すとスリット板が見えます。普通はこれで軸ごと抜けてきます。

ところがこの個体はベアリングが噛んでしまい抜けてきません。ダイヤルノブの止めねじの傷も削ります。

普通は力業で、叩きぬくのですが、スリット板を曲げてしまったらお終いです。修理不能になります。本当にリスクを伴う作業です。

おまけに内側のベアリングも抜ける気配がありません。

仕方ないので裏側の真鍮の円盤部分を外します。エポキシ接着剤で固定されているので剥がすのは簡単ではありません。写真は撮り忘れるくらい集中作業です。なんとかスリット板は外れました。後は軸を叩き抜きました。

受光部分を外します。

基板を削って、新しい受光素子を取り付けます。細い線で渡り配線します。

スリット部分をマイクロスコープで確認して位置ずれが無いか確認します。

軸にスリット板を固定するストッパーを再度エポキシ接着剤で固定します。以前の接着剤が残ってますのでずらして固定。

なんとか組み立て出来ました。②で書いた嫌な予感はこのことでした。
仮に取り付け動作試験です。正常に周波数は変わります。パルスジェネレーターとしては正常な動作をしています。

次はもう一度本体を分解して、パルスジェネレーター部を組み込みます。
④に続きます。
軸のストッパーリングを外します。これ用に工具を作ったので飛ばすことはありません。

1枚目のロジック基板を外すとスリット板が見えます。普通はこれで軸ごと抜けてきます。

ところがこの個体はベアリングが噛んでしまい抜けてきません。ダイヤルノブの止めねじの傷も削ります。

普通は力業で、叩きぬくのですが、スリット板を曲げてしまったらお終いです。修理不能になります。本当にリスクを伴う作業です。

おまけに内側のベアリングも抜ける気配がありません。

仕方ないので裏側の真鍮の円盤部分を外します。エポキシ接着剤で固定されているので剥がすのは簡単ではありません。写真は撮り忘れるくらい集中作業です。なんとかスリット板は外れました。後は軸を叩き抜きました。

受光部分を外します。

基板を削って、新しい受光素子を取り付けます。細い線で渡り配線します。

スリット部分をマイクロスコープで確認して位置ずれが無いか確認します。

軸にスリット板を固定するストッパーを再度エポキシ接着剤で固定します。以前の接着剤が残ってますのでずらして固定。

なんとか組み立て出来ました。②で書いた嫌な予感はこのことでした。
仮に取り付け動作試験です。正常に周波数は変わります。パルスジェネレーターとしては正常な動作をしています。

次はもう一度本体を分解して、パルスジェネレーター部を組み込みます。
④に続きます。
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