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NRD-515修理3台目完了

この個体は、修理依頼者の前のオーナーが修理したのか?接点復活材使用で面倒な状態でした。接点復活材簡単ひと吹きは、その場しのぎですから、オーディオ修理でも使わないでほしいですね。

仮配線をもう一度分解です。



電源部も埃だらけです。



基板にも埃が堆積しています。



アマチュア屋さんが切ってしまったダイオード



磨いてからハンダ接続で、もとに戻します。



埃を飛ばしてから組み立てます。(シンセサイザー基板は除いた写真)



パネル部分にパルスジェネレーターを組み立てます。



受信基板とパネル部を取り付けた筐体にシンセサイザー部を取り付けて完了です。



底板部にもベタベタの接点復活材が飛散しているのでこれもアルコール掃除します。



6055ラジオ日経が受信できています。







今回の修理もメインはパルスジェネレーター部です。使えるまでの修理です。41年も前のものをオーバーホールと称することは出来ません。
パルスジェネレーター部は、ハイリスク修理なので、修理できない場合もあります。
ハイリスクローリターンな作業です。
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コメント

お疲れ様

こんばんは!

修理ご苦労様です^ ^ こんな修理する人いないから、全国中のが依頼が来ますよ〜(笑)

Re: お疲れ様

しんのすけさん
おはようございます。

> 修理ご苦労様です^ ^ こんな修理する人いないから、全国中のが依頼が来ますよ〜(笑).
大丈夫です。生産台数が少ないからご安心ください。

No title

その節はお世話になりました。続けてドック入りする個体があるのですね。びっくりしました。祖父の遺品のプロシード4800を久しぶりに電源入れたらガリは凄いわ接点不良だらけで30分格闘してやっと音が出ました。515に比べるとコストの問題かこれだけ年数が経つと不具合のオンパレードです。ソニーの2001は電池交換でなんとか機能しました。人間だけでなく機械も歳を取るんだと改めて実感させられました。

Re: No title

イナミさん
コメントありがとうございます。
この部分の故障の個体は、相当数あると思います。
分解が大変で、万一、機構部分を壊したら、取り返しがつきません。
とてもリスクの高い作業です。

高性能ラジオは、私たち世代には、たまらないアイテムですね。
動作するものは御大事にご使用ください。

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