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民生用と産業用

民生用と産業用、通信用では用途が違います。民生用は一般家庭用のことを意味します。産業用、通信用をプロ用と混同しないでください。
特に音響機器では、プロと冠するものが多すぎると思います。(名ばかりPROもありますね)
産業用、通信用は連続使用するものが多いのでそれに耐えられる設計です。過酷な条件で使われる場合を想定したものもありますが、一定温度、一定湿度で使われているものもあります。このため時には寒くて中に居れないようなところものあります。人間のためでなく機器のためなので人間が我慢します。
プロ用は、曖昧なものでオーディオ製品にもプロを冠することがありますが業務使用と考えるべきです。民生用は、常時通電に耐えられる設計はされていません。使う人が眠る時間な機器も眠って良いのです。

電解液を使う、電解コンデンサは、民生用では85度で1,000時間が公証寿命です。10度下がるごとに寿命は倍になりますが昔と違い高密度実装なので、厳しくなっています。そういうこともあってかなり昔のオーディオ製品が動作している事実もあります。定期保守しなく民生品では、無駄な通電は、寿命を短くするだけなのです。
発熱の多いパワーアンプは、どうしても短い寿命となります。
ある喫茶店で、マルチアンプ駆動ですが、アンプの入れたままは、止めるようにお奨めしました。常時エアコンで温度は抑えていましたが、それでも切りましょうと!

いくらオーディオ製品が高価格でも、無人のところで動作し続ける通信用とは、信頼性は大きくことなるものです。民生品の取説には、ご使用にならない時は、必ず電源を切ってくださいと明記してあります。このようなことを書くと必ず、自己責任だからとか、音がいいからら、大人の遊びだとか、言われますけど、そういうものです。
医療用機器もすべてが常時通電してスタンバイしてる訳じゃありません。

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コメント

エージング

こんばんは!

基本的に自分で楽しむのだから、電源入れっぱなしは自由ですけどね。でも、製造時でもエージング24時間後に最終調整ってのは少ないでしょう。やっても1、2時間でしょうか?
電源ONで放置では、逆に加熱してベストでなくなりますよね。劣化も早いので、それによる性能ダウンが心配です。
わたしも土日は、入れっぱなしが多かったけど、最近は電気も勿体ないので、こまめに消す様にしています^ ^
人に聴かせる時は、早めに入れておきますが(笑)

Re: エージング



しんのすけさん
量産民生用はあまりやりませんね。
でも昔、松下向け、自動車用オーディオ部品で、ヒートサイクルかけて初期不良落としてました。

> 人に聴かせる時は、早めに入れておきますが(笑)
私もやりますが、A級アンプはすぐに熱的に平衡状態になりますけどね。


常時通電

こんにちは。以前の会社で液晶関係でクリーンルームの中で仕事をしている時期がありました。その中は空調及び設備は24時間、年中電源を切りません。24時間3交代で土日も稼動していました。。。産業機器は高額だが設計が良くメンテも楽だった記憶があります。

Re: 常時通電

たもつ ちゃん さん
おはようございます。
生産設備の故障は、そのまま、その日の生産予定数に影響しますから信頼性は重要ですね。
障害が発生したら如何に早く復旧するかがポイントになります。

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