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無視されるダイナミックレンジ

昔話です
レコードの時代は、最大音と最小音の差、いわゆるダイナミックレンジは60dB。(1000倍)とされていました。最小音(ピアニシモ)はレコードやテープの雑音で消されてしまい。逆に最大音(フォルテシモ)は、レコード溝の幅の制限、(隣の溝)で大きく出来ないのとトレース能力の低いアームやカートリッジでは追従できないという厄介な問題からもっと狭いダイナミックレンジだったと思います。CDとレコードが併発売されていた時代は、レコードに合わせてありましたが、CDだけの時代になるとどう言う訳か、最初から最後までフォルテシモみたいな作りで、ダイナミックレンジって何ですか?みたいな感じです。抑揚をつけないで出来るだけ大きな声でじゃべってください見たいなものですから、疲れます。そうです。大声で怒鳴られているのと同じです。入れ物(レコード→CD)が大きくなってもこれでは何にもなりません。声楽家のライブ録音で、歌と会場の拍手が同じに編集されるのも疲れます。このような状況だからハイレゾは流行らず、圧縮音源で十分な時代になったのではないでしょうか(笑)
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コメント

No title

同感です。
特にAKBの曲とかを聴くとそう感じますね。
録音も悪いし・・・。

Re: No title

ハードオフ症候群 さん

そうなんですよね。来訪者さんには悪い見本でそれを聴いていただいています。
10秒間だけです。

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