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C-2のMC入力インピーダンスは簡単に解決

C-2の入力インピーダンスは、こじつけなしに解決します。

メーカーの仕様、入力感度50μV/10Ωは測定条件 間違いなし

メーカーの説明書内のの入力インピーダンス10Ω これも間違いなし
10Ωでしか入力感度が成立しない回路でした。


測定条件があるから出力2.0mVは成立します。
下の図1は、実際にアンプ回路を測定する時の図です。
入力インピーダンスとみなせる抵抗Riがあるので、低インピーダンスの発振器から
入力50μV入れれば2.0mV出て来ます。これがゲインです。


図2、カートリッジは発電機です。等価回路のようになります。
測定時は、発振器の出力抵抗をインピーダンスとするのではなく、測定器等価回路の
ようになります。(入力インピーダンス測定ではないので分圧比は関係ありません)


図中のRiは必要に応じて入れるは、100Ω固定型のような場合に低インピーダンスで
測定したい場合です。




一般的な現代のヘッドアンプ回路は、ハイインピーダンスなので、入力負荷抵抗の
切り替えで入力インピーダンスとしています。

入力負荷抵抗より十分に回路インピーダンスが高いので負荷抵抗Riでゲインは左右されません。ただしカートリッジの数倍以上で受けなければロスが生じますので、出力は減少します。(ロスをあえて測定したいのであれば×印した回路でつなぎます)


一番の問題は、C-2においてこのようにロー受けして、ロス分を都合上のゲインで賄っている場合、音質低下しないかと言うのが疑問です。

実際にC-2を使用している方から指摘を受けましたので抹消線とします。
実用にならない音質ではないことはわかりましたので疑問は解消しました。


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