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何も足さない何も引かない

オーディオにおいて「何も足さない何も引かない」とピュアオーディオという言葉は’90年’代のこのCMから
来たような気がします。
音楽的なCMですね。さすがサントリーホールのサントリーさんと言いたいです。
ある理由から、東北人は、割と嫌ってますが・・・・・・

話を戻して、古い時代のオーディオは、何かを足して(補って)音を積極的に作っていました。
音楽ソースの質が向上するとその味付けが邪魔になり出した頃と、このCMは一致します。
オーディオにおいて、「何も足さない何も引かない」は、誉め言葉としては良い表現です。
しかし、「何も足さない何も引かない」は、電気的には不可能な訳です。
増幅回路=足しています。 減衰回路(音量調整)=引いています。

増幅回路はアンプのことです。だからアンプなしにして音量調整、パッシブボリューム(アッテネッター)
としたらそれは、抵抗で減衰させていますから引いていることになります。この足さない、引かないという
駆け引きがオーディオで一番難しいところです。オーディオメーカーで苦労している部分でもあると思います。
それが音量調整という部分です。デジタルではなくアナログ的な技術です。

先日ユーザーさんで、とても良いことを言ってくれた方がいました。
調味料を大量に加えた味と素材の味を楽しむ違い。
その通りだと思います。

このCMを見て感じ取ってください。


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コメント

難しい

こんにちは!

こりゃあ難しいお題です(^^)/ 
まあ、あんまり弄らないでシンプルなことでしょう。素材の味を大切にする。一言で言えば「ピュア」かな(=^・^=)
調味料は、スピーカーのセッティングや部屋の音響調整で十分できると思います。
だから、オーディオ機器の特性は色付けが無いことが基本だと思います。

Re: 難しい

しんのすけ さん
こんにちは

オーディオ的に下世話な言い方をすれば、癖がないと、こんな音は面白くないだとか、ヤクザな音でなければ
と言われます。それはその方の楽しみ方であって、他人に強要することではありませんね。

>オーディオ機器の特性は色付けが無いことが基本だと思います。
調理は個々人が好きにやれば良いことですね。

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