FC2ブログ

記事一覧

オペアンプ差し替え

ネット上では、オペアンプは誰でも簡単に差し替え音質向上が出来るものと間違った情報で溢れています。
こんなことを書くと怒り出す輩も多いでしょう。
どんなものを差し替えても使える回路と使えない回路が存在します。オペアンプによっては使えないものだって存在します。
ボルテージフォロアーで使用する場合の注意、物によってはボルテージフォロアー使用禁止、最小ゲイン規定とか最大負荷電流の保護抵抗、結構データシート見ると書いてあります。それをオーディオ族はやってみて動作しました音が良いと決めつけます。それらはデーターシートである程度確認できます。40dB前後(100倍)のゲインが一番使いやすい(問題起きにくい)値です。最後に波形載せてますが、良い特性を追及した回路程、差し替え注意な訳です。


基本的に守らなければいけない項目
①入力、出力を近けてはいけない
ICパッケージが小さいので入出力を近づけてはいけない。

②あまり利得(ゲイン)を稼いではいけない
オペアンプ1回路で利得(オープンループゲイン)が1万倍(80dB)というものが普通です。だからといって80dBもの利得で使うのは感心しません。発振したりドリフトしたりいわゆる不安定な動作が起きます。ノイズが多くてオーディオ用途では使えません。
③あまり利得を減らしてはいけない

②で稼いではいけないと言っていながら相反する訳ですが、高域高性能なものなどでは、内部補正回路を調節して、特性を改善するため最低ゲインが規定されているものやボルテージフォロワー使用できないものや、使用する場合は外部で十分補正してくださいと書いてあります

④電源パスコンはICの電源ピンに出来るだけ近づける。
ICパッケージが小さいので電源の影響がでないように直近にパスコンを入れる

回避できない変換ソケット問題、下の写真は、オペアンプ差し替え(ゲタ使用)で動作不良で戻って来た基板。

この変換基板は良くできていて、見て分かる通り最短で変換してくれています。

問題なのが、変換基板で売られていますから、喧嘩を売られるのも嫌なので写真には出しませんが水平に変換する奴。これはあまり感心しません。入出力の交差、電源ピンが遠いとか機械的不安定など見てわかります。


オペアンプ交換厨には、20KHzでこの波形を得るのは、簡単ではないことをわからないでしょうね。
20ksq.jpg

コメント

セカンドソースのICでさえ

正常に動作しない事もありますからね
防止策は表面実装ICで交換をあきらめさせる事でしょうか

真空管でも選別品を使ってる場合は同一メーカーの
同一ロットでもダメですからね

Re: セカンドソースのICでさえ

MFさん
そうですね。
少しでも高性能な動作点を狙っている場合、セカンドソースで
まともには動作していないこともあります。

真空管アンプでも、型番違っても差し替えOKみたいな回路は
それなりな性能ですからね。

大人向け付録雑誌が最近さらにそれに拍車をかけているように思えます。
何も電気的なことは教えずに、交換して音を楽しめるみたいな乘りです。
その評論家が昔は技術雑誌の製作記事ライターなのだから本人はつらいと
思います。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

audioproject

Author:audioproject
自作オーディオというジャンルです。
audioproject.jpは独自ドメインです。
自作オーディオ.jpは独自ドメインです。