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フォノアンプのインピーダンスと入力インピーダンス

今は、出張中なので、図を描いて説明はできないのでご了承ください。
C-2はもうどうでもよいのですが、入力何Ωかといったときに私が、入力に100Ωかましてあるので100Ωと言ったのがまずかったようだ。

①通常のアンプの入力インピーダンスは高い、それでも入力に入力抵抗とか負荷抵抗と呼ぶものを付けて、見かけ上の入力インピーダンスとするのが普通だ。
この時点ではC-2の正式な回路が分かっていたわけでないから、それほど騒ぐほどではない。
②ブロック図に反転入力のヘッドアンプ図がでてきて初めて推測が立った。
もしかして反転アンプの入力インピーダンスの低い回路かもしれない

①②ここまで推測

③入力インピーダンスのみシミュレーション

④カートリッジ相当の抵抗をいれて入力感度から出力までシミュレーション
最終的には、ほぼ間違いないと思われるまで解析


反転入力は普通は使いにくいし。用途は限定となる。
入力抵抗が普通反転アンプでは付いているからいいが、小さすぎたら使いにくい

以下やさしく説明します。非反転アンプの例
分かりやすいアキュフェーズのC-37フォノイコアンプで見てみましょう
以下部分転載、ダウンロード取説より
大変分かりやすい仕様です。

入力感度表記です。これは入力インピーダンスを変えても、ゲインも変わりません。ここではアンプとしての仕様ですから、入力インピーダンスと呼んでいます。これが非反転増幅回路です。入力インピーダンスをたくさん持っていますね。よく見ておいてください。

仕様(抜粋)


次にカタログを見てみましょう。MC6種類、MM3種類の豊富な負荷インピーダンス切替と書いています。これはカートリッジ側からみれば負荷インピーダンスな訳です。


入力インピーダンスと読んだり負荷インピーダンスと読んだりするのはこの辺の違いです。

次にブロックダイヤグラムを見てみましょう。
ヘッドアンプ回路は、非反転アンプとなっています。
これにロードインピーダンスの負荷抵抗を切り替える形式となっています。



ここで取説によりますと、カートリッジの指定インピーダンスに合わせるか好みで設定と書いてあります。カートリッジというものは、インピーダンス設定は結構自由です。昔の普及価格帯のフォノ入力でさえ負荷抵抗切替スイッチが背面にありました。
もちろん好みに応じての設定でした。

高級、高価格の物が電流入力アンプだとは限らないことがお分かりいただけたと思います。

ゲインが接続されるカートリッジで変わってしまうフォノアンプは、あまり詳しい仕様を書かないのはこの辺に事情があるかもしれませんね。






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