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プリアンプ基板の製作

50時間くらい通電しているので不良は発生しないでしょう。
今回の基板はバランスアンプ仕様なので、HOT、COLDの特性が重要です。
バランス/アンバランスの違いは、HOT、COLDを使うのがバランスでHOT側だけ使うのがアンバランス。

下の波形は上がHOT 下がCOLD 見ての通り位相が180度反転しています。プリアンプが正確でないと出力が完全にバランスが取れなくなります。下手するとHOT(上半分)だけ使った方が良い場合もあるのです。
ちなみにこのままHOT/COLDを生かすにはパワーアンプでもHOT/COLD別々に増幅してスピーカー端子の+側だけスピーカーにつなぐのがバランス(BTL)この辺の整合がきちんととれないなら、民生用ではバランスはほとんど意味をなしていません。
バランスが音が良いと思っている方さえいるのがオーディオです。そんなことはないのですがね。

DSC_0197.jpg

上下完全対称波形でないとバランスではないんです。どちらかの波形が崩れたらおしまいなのがバランスとも言えます。
DSC_0198.jpg



コメント

バランス

こんばんは!

拙宅はすべてアンバランスで接続しています。というか、予算の関係もあり揃えられません(笑)
確かに、バランスは機器の調整が難しそうですね。バランスが崩れるとアンバランスになる(紛らわしい(笑))
アンバランスにも利点があることが分かりました。

Re: バランス

しんのすけさん
バランス回路に一つでもアンバランスが入るとバランスではなくなります。
もっとも問題なのがバランスにアンバランスを混在させるためにバランス変換回路や
もっと問題になる似非バランス使用の変換ケーブル、これはバランスの半分使う仕様や
真っと悪いのが使わない半分をグランドに落としてしまう。トランスの時代ならOKですが
半導体バランスでは出力をショートさせることになります。
この辺は、洗脳がある人に説明しても分からない部分です。

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