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FM補完放送にチューナー調整

バリコン式のチューナーは、比較的周波数を変更しやすいです。
シンセサイザー式や古いμ同調型は難しいです。
今回は、安価なチューナーでやってみました。
ラジオの受信原理はヘテロダイン方式です。
要するに放送周波数が80MHzだとすればIF(中間周波数10.7MHz)の差の周波数を発振させてMIX段で10.7MHzに変換する訳です。80MHzの放送なら80-10.7=69.3MHzの局部発振させればよいのです。AM補完放送93.5MHzを受信したいなら93.5-10.7=82.8MHzを発振させれ良いのです。意外に局発の発振幅は大きいのです。
ここでお気づきの方もいるかも知れませんが82.8MHzを発振させたら、FM放送の82.5MHz混入すると考えたら、あなたは素人ではありませんね。そのために高周波増幅段はある訳です。

調整はダイヤルスケールの低い周波数に合わせ白い方の調整棒で合わせます。高い方の周波数にダイヤルスケールを持って行き黒い方の調整棒で上の周波数を合わせます。これを何回か繰り返すとスケールにピッタリ合います。







このタイプは、バリコン式でも局部発振回路がシールドされていて日本バンドに合わせてあるので調整は難しいです。





76M~90Mのスケールを80M~94Mに調整します。テープを貼って周波数を書いておきます。





76M(80M)にチューニングして発振器から80MHzを入力します。局発のコイルのコアを回して、信号を捕まえます。



SGは、この通り80M90dBμ入力してました。



SGを94MHzに変更します。



ダイヤルを90MHz(94MHz)に合わせても受信できないと思います。スケールを合わせた状態で今度は黒色調整棒で受信するように調整します。ここまでを何度か繰り返すうちにスケール端で周波数が合うようになります。




あとは高周波段を調整して終わりです。このチューナーは安価なものなので2段の同調回路です。その段数で調整周波数は異なります。局発のコイルの発振周波数の可変範囲が広いと部品交換なしで行けます。
受信周波数を下げたいのならコンデンサーを増やす(下げる方が簡単。
受信周波数を上げるにはコンデンサー容量を減らすので難しくなります。
さらに温度補償型のセラミックコンデンサーが必要です。温度補償型は頭が黒や黄色、オレンジ、紫などあり、今では入手出来ないでしょう。

コメント

こんにちは~

95MHzまで行けたのですか。
結構な調整幅があるのですね。

Re: こんにちは~

うに(トゲトゲ)さん

こんにちは!書いていた途中に早っ

局発のコイルがコアタイプだと大きく変えられます。
空芯コイルだと隣のトリマコンデンサーなので狭いかも知れません。

本文書き終わりましたので、コンデンサーの増減で調整範囲が変わります。
昔のチューナーは輸出用と国内用で数点のコンデンサー容量の違いで対応できていました。
ラジオならともかくチューナーでは、スケール幅が広くないと安っぽく見えるのでで90~108Mなんていうのは
無かったと思います。

FM補完放送受信改造。

こんにちは。当方も何台か改造しています。デジタル表示は直読出来ますが、アナログ表示部は思案所です。何故かカシオ・ネームランドを購入してしまいました(汗)

Re: FM補完放送受信改造。

たもつ ちゃんさん
こんにちは!

その昔、輸出用モデルは90~108MHzで国内バンドに改造するのに
数ピコのコンデンサー追加で楽に改造出来ましたが周波数を上に
ずらすのは面倒ですね。

テープはテプラが楽です。無料ソフトで1mm表示のスケール上に任意の文字を
置くことが出来るので連続した文字が置けます。

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