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AM放送(中波)

地方にはまだ、民放FM放送が無くAM放送が幅を利かせていた昭和50年代までは、ヒット曲はラジオから生まれるような時代で、レコードも売れていたことを思い出す。

ここしばらく出張で移動中はラジオを鳴らしていることが多い。
しかし、AMはノイズが多くて最近は聴きずらい。というか聴取不能地域が多すぎる。
世の中、雑音が多く困ったものだ

それで、AM放送についていくつか思い出してみた。

プリエンファシス放送
FMに比べて音が悪いのを改善するため、周波数特性を補正して放送。
地元局TBCで採用したときは、音質向上についての視聴者からの、お便りを募集していた。
大方の人(ハガキを読まれた人)は、肯定的な感想だった。
中にはFMのような音になったとか、ステレオのようになったとか訳の分からん感想まで読まれていた。怒り心頭しばらくAM放送を聴くのを止めた。
自分は、プリエンファシスをかけたら、デエンファシスを受信側でかけないとまずいだろうとへそ曲がりな感想を書いて出した。もちろん読まれる訳がない。
AMラジヲの受信側の帯域特性が悪いのをあらかじめ補正して、最終的に見かけ上の音質をあげようとしたのだろうが、音質の比較的良いもので聴いている人には、全く逆効果だった。

AMステレオ放送
方式が定まらず、対応チューナーやラジオも少なくいつの間にか消えました。
FMの4チャンネル放送の時を思い出す。

FM補完放送
TVのVHF1から3チャンネルのバンドが放送終了で余ったので、AMラジオ放送の補完に使われる。ビルの谷間とかで聞こえないのを補間するようなことを言っているが、実は前述のノイズ対策が主な目的に思えてならない。
それと中波放送は大規模なアンテナが必要なので災害に弱いことが、東日本大震災で露呈した。その対策もあるのだろう。
補完放送の多くは、90MHz~108MHzはアメリカのFMバンドなので、海外チューナーを使える。岩手県などは通常のFM帯域76M~90Mを使っている。

番外編
スマホでラジオ
ラジオは、ラジオフレケンシ―(RF)を使っているからラジオなのに、スマホで受信するのはラジオでないと思っていたらスマホも立派に電波を受信してたことに気が付く。
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