FC2ブログ

記事一覧

電解コンデンサの寿命はあります。

電解コンデンサの寿命は昔は1,000時間。今でもオーディオ用は1,000時間。でもそれは、85℃での話しなのですこし安心してください。


10度使用温度が下がると寿命は2倍になります。
75度で2,000時間、65度で4,000時間、55度で8,000時間、45度で16,000時間。寿命が短いことが分かります。だから古いオーディオ機器のオーバーホール目的や怪しい中華コンデンサ排除で電解コンデンサ全て交換するのは間違いでは有りません。
それを語らずしてこんな、ネット動画では、簡易LCRメーターで測って10年以上(もっと前?)の電解コンデンサ測って偉そうにまだ大丈夫と布教している。


電解液封止は、ゴムキャップです。ゴムは、劣化することぐらいわかりそうなものです。


そうして、電子部品を舐めてかかります。情報は容易く手に入っても、知識は、努力せずに手に入りません。なぜか、先人が苦労して開発した機器を分解して解説しているか考えてみましょう。妄想に過ぎません。それだけ解説出来るなら、新規に自分の力で設計出来るはずです。



コメント

見てきました

何とかフェットだと思ったら想像のほうでしたか。。。
聞き違いでなかったら37年以上も前らしい(汗) 
NTK日通工は20年前に辞めている。ヒタコンはチューブラ作っていないのでどこかのブツに亀の子マークを付けた物?三洋(SUNCON)松下の方が良く見ます。
オイルは40年仕事して扱った事ないです。
フィデラ製オープンデッキの安全規格用コンデンサが破裂するのを見た事があります。 
(未使用外観不良の部品なんて即廃棄ですが何故持ってる?)
ゴムが抜け作で使う前に液漏れする某社とか、
4級塩品で使用中にお漏らしする問題があり、今は自動車のラジエター不凍液の材料のはずです。
更に寿命を延ばすなら封しゴムの上にエポキシ樹脂を塗布する方法がありました。 
この10年の国内大手製品なら市場クレームは皆無と断言して良いでしょう。
某社は例外だと思います。
むしろ紙フェノールの銀スルー基板の表-裏面断線とか、ピン間3本基板の生産時に異物がついてパターンが欠けていて回路チェッカーで断線した事例がありましたが、外観検査機買って根絶しました。紙フェノールは今のリフロー温度で反りやすい+不採算で消えました。 

んで
動画を作る方もトンチンカンですが書き込む方もOSコンはカップリングには使うなとメーカーが言っているのにやれという会社でやったら総スカンされそうな人がいましたのをご報告いたします(藁)


Re: 見てきました

ひらひらさん

実務経験が無いからこういうことになるんですよね。
それとメーカーの仕様書より変な雑誌の言うことを信じますからよろしくありません。
電解コンでも昔あったLL仕様は樹脂封止してました。
性能上げるために電解液漏れるくらい入れると良いものができるんですが、液漏れと
トレードオフな関係になるんですよ。

電解コンデンサって

こんにちは。
電解コンデンサが蓄えられる電荷の量って、徐々に低下していくんですよねぇ。たとえ電解液がもれなくっても...。

なのでたまに定格電圧付近でしっかりと充電してやるようにすると、容量を回復してくれるんだけどもね。

電源回路の電解コンデンサならいざしらず、音声信号回路に挿入されている電解コンデンサなんちゅうのは定格電圧付近で充電されることなどまずありえないものだからねぇ...。想定寿命よりもずっと早く容量減退が起きてしまうんだよねぇ。

Re: 電解コンデンサって

kzy373kzyさん
こんにちは!
電荷で判断しないで耳で判断するからおかしなことになるんですよね。

DCアンプになってカップリングに電解コンが使われることは減って来ましたが
必要な場所には入れます。
オペアンプを片電源で使った場合半分の電圧がかかるので電解コンには良い環境って
こともあります。(笑)

確か昔スピーカーのネットワークのコンデンサーに電池でバイアス掛けていた高級スピーカー
あったと思います。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

audioproject

Author:audioproject
自作オーディオというジャンルです。
audioproject.jpは独自ドメインです。
自作オーディオ.jpは独自ドメインです。