Confidential(機密)という考え
- 2019/03/06
- 14:12
企業の書類に、Confidential と言う文字を目にします。
メーカーの仕様書、設計図の多くにこの記載があります。
また社員教育される事項です。
日本語で書くと機密 (社外秘)と言う扱いになります。
カタログには社外秘はありませんが、技術資料には社外秘があります。
それらにはConfidentialの文字が確認できます。
では本題です。
教育を受けたメーカーの設計者、技術者は、あまり喋りません。
そのことが、ネット上に拡散しては大変なことになるからです。
親しい友人にも決して機密情報は話しません。
途中退社する場合も念書を書かされます。
在職中に知りえた情報は漏らさないということです。
このことを踏まえると設計者から聞いた話、あるいは設計者でしたという
ネット上の情報は曖昧なのがお分かりいただけると思います。
ブログに書き込むのに、自分は元メーカー設計者ですが、どうたらこうたら書く人がいますが、それは似非技術者です。
設計者、技術者が開発したものは、すべて会社に帰属します。
雑誌等に設計技術者は出てきますが、それは会社の許可を受けた内容です。
公表されているカタログデータに、必要な情報が網羅されていますから通常それで用は足ります。それより深い情報は限定されます。
その例が、メーカーサイトを開くとあなたは、○○従事者ですかとか聞いてきます。
成りすましで入場できる場合もありますが、本人情報を確認される場合があります。
業者向け、展示会もそうです。
情報収集一般客(客ではない)は、歓迎されない場合もあります。
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