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フォノイコライザー

最近のオーディオ界はレコードブームなどと言っていますが、レコード再生根幹ともいえるフォノイコライザーさえあやふやにして混乱を招いています。レコード盤に記録するとき1KHzを基準にして低音を弱くして高音を強くして音溝の振幅を押さえるようにしています。そうでないと音溝が幅広くなってしまいます。それで録音時に逆特性で刻んだ音を、再生するときに元に戻すのがフォノイコライザーです。ほとんどのレコードはRIAA特性です。(違う特性の信者さんはコメントしないでください)


RIAA特性図を見るとわかりやすいと思います。1KHz基準で録音時に低域では、20dBくらい落としたものを再生時に20dB余計に増幅して元に戻します。1KHzで35dBのゲインのアンプなら低域では約20dB余計増幅しなくないので55dBの増幅率になります。55dB=562倍です。反対に高域では約-20dB少ない増幅で良いのです。低域と高域の相対差40dBですからどれだけ大変なことかわかると思います。
英語ではわかりにくいですがPhono Disc Equalizerを日本語にしますと大変理解しやすくなります。
レコード盤等価補償増幅装置になります。アナログ界では減衰したものを元に戻すことを等価補償と呼びます。
今ではOPAMP1個で簡単にイコライザーは作れます。しかし最低限±15Vが必要です。それは許容入力に関係して来るからです。前述の55dB=562倍から分かると思います。最も1KHzのゲイン45dBだったら65dB(1778倍)これは雑音もそれだけ増幅する訳ですし許容入力の点でも問題があります。ですから電源電圧の低いおもちゃフォノイコは実用上問題が生じる訳です。
OPAMPだけでも音質、特性を考慮して実用とした回路基板


音質面と特性を考慮するとOPAMPの入力と出力を強化するとOPAMP交換とは比較にならない効果があります。アナログ回路のイコライザーのCR素子は、温度特性、音質、ひずみに有利なフィルムコンデンサーが向いています。
さらに高性能を目指し、入力と出力を強化したフォノイコライザー基板。


オペアンプ交換や、部品交換では、限界があります。生まれ持った回路をいくら高級部品で着飾っても仕方ない事を理解できる人は多くはありません。
そのうち時間があったら、メーカー製リファレンスフォノイコライザーと音質比較してみます。お楽しみに!

コメント

基本の特性

こんにちは!

まずは基本のRIAA特性が出ているかでしょう。メーカー製のフォノイコは±0.1dBとか謳われていましたから、おもちゃみたいのやデジタル処理したみたいのは、怖くて使えませんね。
むかしのカッティングは、レコード会社によって違っていたとか良く聞きますし、可変できる機器もある様ですが、基本は統一規格となったRIAAに準拠でしょうから、正確なRIAAで良かろうと思います。
ご説明の通り、低域、高域で20dBも補正する訳ですから、真空管の時代にどれだけ正確に出来たかも疑問です。
まあ、レコードってそういうものでしょう(笑)
少なくとも、1970年以降の良く聴く盤に関しては、正確なRIAAカーブがあれば良いでしょう。

Re: 基本の特性

しんのすけさん
こんにちは!

言いたいことは、ビニール盤レコードオーディオ全盛期 1970年代の
フォノEQはRIAAカーブでした。それで再生して問題があるものをレコードメーカーが
発売したら売れなくなるでしょう。考えればわかることです。

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