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GICフィルター完成

GICフィルター4周波数完成しました。
4ウェイご注文分


2ウェイご注文分


動作確認
フィルター単体で動作試験します。クロスポイントは-3dBです。バイパス、ローパスセットで容量選別しているので正確です。
1600Hzに対して1606Hzです。この値は左右のチャンネル入れ替えても差がありません。


左右の出力変えて確認しています。


同じようにフィルターは差し替えて試験します。




クロスポイントですからローパスとハイパスがー3dBで交差するポイントです。これは2針式のメーターだとわかりやすいです。
60H zに対して59.2Hzと正確です。


6000Hzに対して6012Hzとこれも正確です。


200Hzに対して199.6Hzとこれも正確です。


クロス特性の正確さを説明して来ましたが大切なのはクロス周波数ではなく、クロスポイントからの左右チャンネルの特性です。要するに左右2組みの特性を同じにする事が重要です。
1000Hzのフィルターが1050Hzでも問題無いのですがバイパスローパスの左右4個の特性は揃えなくてはなりません。そこが大切な所です。
クロスポイントではフィルターは、必ず次数で位相が何度かズレます。

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コメント

高精度です

こんにちは!

計算通りにピタリと合うのが不思議です(笑)回路設計の良さと組立品質の高さの結果でしょう。当たり前といえば当たり前ですが、ここまでやれるメーカーがどれだけ存在するかということでしょう。それと、良心的な配布価格によるコスパの高さでしょう。
高級チャンデバの相場は200マソらしいですからね( ^ω^)・・・

Re: 高精度です

しんのすけさん
定数合わせれば計算通りになります。
その特性を他の回路から影響ないようにするのが緩衝増幅回路です。
並列、直列にしたパッシブ型では、影響を受けてしまいます。

音は回路による影響が一番大きいのです。
電線や部品はその次です。
オーディオ用専用電子部品は本来は存在しません。
分かるようでわからないことを言いますが、使ってみたら良かった部品を
改良してオーディオ用と呼んでました。

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