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JBLスピーカー修復

D130の修復を完了しました。ボビンの擦れを修正できたので、新しいアルミキャップを被せます。ボビンに精密に被さる様に出来ている専用品です。現在では手に入りません。今は、10センチタイプ汎用です。戸棚にしまってあった中から見つけました。


ひっくり返すと、ボビンにぴったり隙間なく被さります。


昨日買ってきたラッカーシンナーで希釈したユルイ接着剤を作ります。外したキャップは、使わなかったので返却です。


ユルイ接着剤で、アルミキャップ外周を貼り付けます。ぴったり勘合しているので仮止めは不要です。


外周を左右バランス良く押し込んでもダンパーの陥没が治っているので大丈夫です。



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コメント

流石です

こんばんは!

凄い修理技能ですね。うちにも、ボイスコイルが擦っているコーラルがあるので、試しに方向を変えて寄せてみましたが(コーン紙が変形するぎりぎりの強さまで)、擦り音に変化はありませんでした。さびでしょうかね? ほかに接触する所なんて無いですよね。

Re: 流石です

しんのすけさん
おはようございます。
この例では、ギャップとボビンのクリアランスが0.25mmしかないです。
ですからわずかな傾きで年数を経過したものやダンパー変形したもの、弾力の落ちたものは
擦ってしまうことがあります。
おのずとエッジワイズ巻の意味が分かると思います。

錆びてしまったものは、費用対効果で考えてください。量産効果で数千円の物を分解しても溶剤と
作業時間で考えたら、余程時間と思い入れが無い場合無理だと思います。

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