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消えゆくトランス

厳しい時代になりました。電源トランスメーカーが次々と廃業しています。
多品種をラインナップしていたトヨデン(豊澄電機)さんも大幅に小型のものを中心に製造中止しています。
汎用トランス例


昔は、タップがたくさんついていて汎用性が高かったです。


トランスと直流の関係は結構シビア―で例えば12Vの直流が必要な場合AC12Vのトランスでは使えません。整流して平滑するとAC12Vは無負荷時で直流16Vくらいになります。ただしこれは一次側に100Vの場合です。その他に安定化電源回路を挿入すると入力と出力の差は3V以上必要になります。負荷時の電圧降下を含めて設計するとDC12Vでもトランスは15V以上必要です。ところがトランスは需要が年々減って6V、12V、24Vといった直流電源回路には使いにくいものしか無くなってしまいました。
海外のオーディオ製品で117V仕様を日本の100Vで使うと直流動作電圧が低下して本来の性能が出ないのはこのためです。
昔、オーディオでは減電圧タップを売っていた評論家がいましたが電圧下げて音が良くなることは理論的にありません。
唯一トランスが有用とされていたオーディオが衰退しては、このまま先細りとなるでしょう。

コメント

汎用トランスは絶滅危惧種

おはようございます

もうトランスは特注で作ってもらう時代かも知れませんね
特にEIコアのトランスって少なくなってるように感じます

80年代初めのころ製造ラインで使う治具(専用の測定器みたいな物)を作ってましたが汎用トランス、整流用ダイオード、電解コンデンサ、三端子レギュレータで電源を作るよりも既に汎用スイッチング電源の方が安かったりしましたからね
安い物なら800円代で買えたと思います(イーター電機とか)

海外の小規模オーディオメーカーでも80年代末ごろからトランスが入手しずらいという話をよく聞きました
中にはトランスを自社生産したメーカーもありましたけど手を広げすぎ会社がなくなりました

Re: 汎用トランスは絶滅危惧種

MFさん
こんにちは

私も、もう特注しかないと思います。
適材適所で使い分けしてますがどうしてもトランス電源にしたい回路は
アナログオーディオではあります。

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