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プリアンプ基板の動作試験

プリアンプ基板単体での動作試験を行いました。組み込み前に動作の確認をして置きます。基板単体での動作試験は、結構大変です。専用治具作ってないから接続線が煩雑になりがちです。


歪み率はノイズの影響を受けるので測定には気を使います。入力治具のアースを外しただけで大きく測定値は、変わります。上の写真と違うのはアースの、クリップです。


外した状態だと0.02%くらいの歪みですがアース付けだけで0.001%近くまで落ちます。


THD+Nは、全高調波歪み+ノイズと言う意味です。このように接続で測定値は大きく変わるものなのに、パソコンのフリーソフトでとんでもない良い値を叩き出して満足している方の動画などは信じられないのは、私だけではないと思います。

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コメント

測定は難しい

こんばんは!

動画はたまに観ますが、まともな測定機を使っている人は少ないです。また、測定器だけ持って来ても、測定の原理を知らないと正確な測定は出来ませんね。

トレーサビリティは取れていないにしても、自分で簡易的に確認出来たり、校正したりするスキルが無いとオカシナ測定値だけが拡散することになりますね。

Re: 測定は難しい

しんのすけさん
こんばんは

測定環境や電源にノイズが無い事にして表示するという手品を使います。
測定も理屈が分からないとおっしゃる通りです。

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