デジタル全盛の時代ではありますが
- 2018/06/04
- 12:18
デジタル全盛の時代ではありますが、ここしばらくアナログのお問い合わせに忙しくしています。まあ忙しいと言ってもそんな大げさなものではありません。
チャンネルデバイダーで言えば、アナログからデジタルに移行した方がアナログに戻って、アナログでさらに良いものは無いかと探しているようです。
フォノイコライザーもデジタル処理のものからアナログ回帰の現象があります。
そうこうしているうちにアナログ回路基板がすっかり底をついたので、ここ数週間、せっせと、基板組み立てをしていました。
多品種小ロットは非常につらいです。
そして大打撃は、部品がありません。本当にどこにもありません。
在庫使い切ってもまだ足りません。右下のフォノイコ基板は部品未挿入が目立ちます。
部品屋さんもいつ売れるか、わからないものを在庫しなくなりました。
お取り寄せも最小個数があったりします。
こういうことです。下の写真に金色の配線引き出し用の削り出しピンがあります。
昔は、1個いくらで売っていました。メーカーからは1000個単位で出荷です。
小売店では、在庫が中々はけません。
このようなことが他の部品でも起きています。
コンデンサーなんかは200個入り1000個入りです。
部品小売店が扱いを中止する背景には、チップ化でラジアルリード部品の需要が減ったことだけではないようです。
アナログ受動部品も受難の時代です。
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