オーディオの同じ土俵
- 2018/02/14
- 11:15
オーディオもやはり同じ土俵でないと!少々皮肉ってます。
デジタル優勢の中で昨日レコードプレーヤーSP-10Rの記事を見て驚きました。ターンテーブルのゴロのSN比92dBですよ。頑張っています。
さて、西のアナログ山と、東のデジタル山どう考えても同じ土俵ではないと、思いませんか。
アナログは、実力値で物を言い
デジタルは、理論値で物を言います。
雑音一つとってもアナログは実測値です。
デジタルは理論値で話されることが多いです。
簡易的にCD96dB ハイレゾ144dBのSNR(SN比)と言われます。
これはあくまで理論値で、実際耳で聴くものとは異なります。
周波数特性もアナログだと20Hz~20KHz ±0.5dBとか表示します。
デジタルだと20Hz~20KHz+1dB/-3dBとかの表示になります。
最終的にアナログ回路を通らないと音にはならないのでアナログ以上のSNにはならないことをお分かりいただけると思います。
フリーで使えるWSと言うソフトがあります。
それでデジタルレコーダーを*表示した例です。文句の付けようがないです。
しかしこれはデジタルで渡した信号で、アナログで渡すとこうは行きません。
この例では、アナログ含めたメーカーSN比は92dB以上です。それも24dBuと言う大きな入力での値です。
どんなに優れたデジタル信号も最後はアナログ回路を通ります。そこで頭打ちとなります。
*表示 測定ではありません。
相対値と絶対値
体重の重いお相撲さんを基準にするか軽いお相撲さんを基準にするかです。
他の画像に比べると良い程度の相対値ということです。
オーディオは絶対値を基準にするか相対値を基準にするかの極みでもあります。
絶対値が良いものは、安価なものにもあります。
相対値はいわば、ハイエンドと呼ばれる製品を基準にするようなものです。
良い音を求めるなら
アナログとデジタルの関係両立が大切です。
スポンサーサイト