アナログは、疲れますね。
- 2017/11/04
- 21:18
アナログ録音の音楽には癒されるのですが、アナログ的作業は疲れます。
デジタル的に0か1か=GO NOの判定なら楽なのですが・・・・・
とアナログアンプ回路の修理調整ブログ見てて思いました。
そのような訳で今日のお疲れ作業です。
アナログ回路に必要なFETの選別です。
まずは第一段階として、IDSSを1mA違いで選別します。今日は200個です。
秋月電子も転売を睨んでか一回の注文で100個しか売らない2SK369V
ペア組もこんなに手間がかかったのでは転売ヤーさんも出ないでしょう。
前回選別した200個の選別ペアリングまでしていないものに今日は、追加します。
まずは部屋の温度を25度にしてから始めます。
1mA刻みで測定して分けて行きます。ばらつきは少なくありません。
同じ値になったものをペアにします。
これが面倒です。大分類したものから中分類作業です。
使うたびに中分類作業をします。0.1mAとなると温度の影響を受けます。
同じ時にしないとばらつきが大きくなるからです。
昔はメーカー選別して1パッケージに収められたデユアルFETがあったのに今では入手できません。最終的に左右分2組まとめて小分類1ペアにします。
ますますアナログ受難の時代です。
昔はデュアルFETと言って2個ペアになったものがありました。
それが中央と右です。
今では入手できないので限られた市場在庫から選別して組んだものが左端です。
昭和の時代のアンプ回路には定番の石でした。
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