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音が良い悪いは、自分に合うか合わないか?

良い音=自分に合う音
オーディオ界で言う良い音は、目に見えるものと違い、個々人の感性で内面での判断なので、なにも他人にはわかりません。先日来、音の波形を引っ張り出してどうこう書いて来ましたが、興味のない人には、どうでも好いことでしょう。

(自分に)お似合いの色 お似合いの服 お似合いの女性(男性)お似合いの車。
それを探しているだけです。だから主張は通りません。
オーディオにも流行があれば良いのですが、流行はありません。(流行らせるだけの趣味人口がない)

音楽は好き嫌い、好みよりも、合うか合わないか問題だと思うのです。
クラシックを聴いたことのことのない人や、嫌い(苦手)な人に、聴かせて良い音だと主張しても、嫌いなものを聴かされることくらい苦痛なことはありません。
音もその人に合うか合わないかです。

また昔話になりますが、昭和のオーディオ全盛期は、良い音とはこういうものだというのが、刷り込まれるくらいに聞かされて来ました。
レコードの解説もその通りです。

昭和53年(オーディオ全盛期)
いわゆるオムニバス盤、帯に書いてある「一味違うハイクォリティサウンドで君のシステムを震るわせろ」オーディオマニアと言うよりは、コンポタイプのステレオを買ってもらった少年向けと言う印象が強い。
中の解説は、良く聞こえるように、機材も厳選してミキシング、エンジニアも行方洋一氏。売り出し始めたオフコース、あなたのすべてもまぶしいですね。
今聴いても、わたしには、良い音です。


昭和49年さらにさかのぼってオーディオ黎明期?
ようやくコンポーネントタイプになったころです。
LONDON STEREO LABORATORY シリーズ
マニア向けレコードの解説
ステレオ再生が主眼だったと思う。曲ごとの、定位の図がある。解説は故、出原真澄氏(アキュフェーズ社長歴任)マルチアンプシステムの雄としても有名ですね。


オーディオに於ける。良い再生良い音とは、経験にも大きく左右されます。
オーディオ黄金期を経験した人は、ステレオ再生の定位に拘ります。
一定の音質は、現在では機器の性能向上で容易く得られるようになりました。
定位だけは、使う人の技量に左右されるところと言っても良いと思います。

残念ながら現代では、定位ということに感心を持たない方も少なくありません。
定位こそがオーディオに於ける最大の調整なのです。
さしずめ今の時代、このような解説付きCDを出しても売れないし、定位しなければスピーカーメーカーに文句を言われるでしょう。

もっと色々なジャンルを聴いてみましょう。
センターポジションが決まっていても定位しない曲もありますね。
本文と下のCDとは関係ありません。


音は弄ることはできます。
ただし定位を良くするには、小手先の技量(小細工)では通用しません。

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