PCでスペアナは、用途次第?使い手によって決まる
- 2017/08/27
- 01:46
昨日(今日)夜中に話題のフリーソフトのPCスペアナを思い切って入れてみた。
人に聞いてばかりでは、良くわからないからだ。
この手のブログは、書いている方も楽しくない。見る方も、何を言いたいのかわからないから面白くもない。まぁ備忘録みたいな日記だ。
先に言って置くが、無料で提供いただいているフリーソフトを批判するものでは無い。用途が合う方には、この上なく実用になる良いソフトだと思う。
PCで見るものの場合、インターフェースが物を言う。
現在、主流の測定器メーカーのアナライザも中身はPCでWindowsで動いている。
必要に応じて、インターフェースモジュールをビルドインする方式だ。
PCにつなぐ汎用オーディオ用インターフェースは、そもそも、微小レベルでの測定はノイズがらみで難しいと思っていた。
アナログ測定では、-100dBクラスの測定では、非常に神経を使う。
蛍光灯やPCノイズ、電源などで大きな影響を受ける。
下はこのスペアナソフトでCDプレーヤーからのアナログ出力、絶対ゼロをオーディオインタフェース(AOCTA-CAPTURE)のアナログ入力で受けたものだ。
レベルは-85dB程度を示している。スペアナ自体のノイズフロアは-120dBのラインだ。先日アナログ機材でNを測った時も(A)なしで-82dB程度なのでこんなもので正常という気もする。
オーディオにおけるN(ノイズ)は、すべてに優先する。
安全は全てに優先すると同じだ
Nが大きければSN比が悪くなる。
Nが大きければTHD+Nのひずみが悪くなる。
Nが大きければ小さい音がノイズに埋もれて聞こえない。
Nが大きければダイナミックレンジが狭くなる。
基準の0dBをCDで再生してアナログ入力に入れると、現在-0.3dBだが入力オーバーですね。高調波が沢山、立っている。この波形は無線機のスプリアスに似ている。
以下CDで-20dBステップで順次入力して行く。
アナログのレベルがそのまま正しく表示されるこれが直線性の良さを表している。
下は-20dBの波形、きっちり-20dBと表示している
-40dBの波形 レベル表示は-40dBを表示している
オーディオインターフェースのアナログ入力を使って、測定するには入力レベルが
-20dB~-60dBくらいの範囲なら良い結果で測定できるとおもう。
mVにすると100mV~1mV。球アンプや普通の自作アンプなら十分なスペックなのかも知れない。
詳しい方は、ご意見ください。
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