新作フォノイコの試聴
- 2017/05/30
- 17:11
昨日は、身内の病状経過等の説明を受けに行った。
その合間に、先日の新作のMMフォノイコライザーの試聴評価を行った
待機時間等があり、友人宅に寄らせてもらっている。
リファレンスモデルを持っているので試聴には助かる。普通は旗艦モデルのお宅では、鼻で笑われる比較試聴も友人なので出来るのである。
今回のMMフォノイコは、現在入手可能な部品で、最高水準の音質を狙っている。
電源部は昨年暮れに新作した超低雑音電源だ。(筐体は普通なものです)
試聴の構成はWアームのプレーヤーに同じカートリッジV15TYPEⅢを付け。1つは私の新作MM型EQ ゲイン30dBにつなぎ、もう一つはアキュフェーズのフォノイコアンプC37につなぎ、私のEQと同じ30dBゲインに設定。フィルター類はOFFで同条件。
フォノイコの内部
前回の基板完成ブログとは若干構成が異なる。
入力に超低雑音FETをペア選別、出力にバイポーラTR、OPAMPのDCサーボでコンデンサーも排除している。
イコライザーの送り出しは、同じくアキュフェーズのC-3850で受ける。
私のEQはTUNER入力で受けC37はBAL1で受ける。
それで切替、繰り返し試聴できる。
ここで注意していただきたいのは、アキュフェーズの旗艦モデルと勝負するとか言った無謀かつ稚拙なことではないのである。
正しい評価とは、電気的特性が保証された環境で聴かないと評価にならない。
過去に、特性の保証されていない自作のものにつながれ酷い評価を受けたことがある。
要するにオーディオというものは、不足する性能のものがあると他のもので補完して、それなりの音を作っている環境のところに、まともなものをつないでも良くはならない。
電気的特性≧試聴結果になっても電気的特性≦試聴結果にはならない。
最後に試聴結果
設計段階から、最高性能を狙っているので、このような環境下でも全く聴き劣りすることなく実用になることが確認出来た。
筐体云々は、今回は言わないでください。
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