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オーディオ用コードにフェライトクランプコア

オーディオ用コード(ケーブルとも呼ぶようです)にノイズに効果があるというフェライトクランプコアを付けるとどうなると思いますか?
場合によっては、高周波帯域のノイズをきれいに消してくれることもあります。
これらは、電波暗室でスペアナを使って観測しないと測定できません。
大手企業や、研究機関でないとそのようなサイトを持っていないことを前置きします。

賢明なオーディオ諸兄はノイズが消えて音が良くなるなんて思っていないとは思います。以下は、コアとインダクタンスの関係をわかりやすく書いたつもりがツッコミどころ満載なので加筆して行きます。
それでは下の写真をご覧ください。1mのRCAコードですが芯線側が1.1μHです。

フェライトコアを付けると3.6μHにインダクタンスが増えます。
単純にコアを付ければインダクタンスが増えるという意味です。

手元にあった被せやすいフェライトコアがこれだったのでこのコアの性能はは関係ありません。普通の灰色のプラスチックカバーのものも中は同じです。
そもそもこれは、電源コードをクランプするだけでノイズが消えて音が良くなると言った商品でした。蛇足ですが本格的にノイズから逃げたければノイズカットトランス(電研精機)を使うのが一番です。

スピーカーのネットワークを組んだ(見た)ことのある方ならお解りかと思いますがフェライトコアのインダクターは音が悪いと空芯コイルが喜ばれています。
フェライトコアがあるとどれだけインダクタンスが大きくできるかの実験もしてみましょう。50センチほどのミノムシクリップです。0.9μHあります。

1ターンフェライトコアに巻くと7.3μHになりました。
空芯と違い、容易く大きなインダクタンスを得ることが出来ます。

線がインダクタンスを持ちケーブルが容量を持ち、アンプ側の終端抵抗でLCRフィルターを構成することになります。ネットワークでフェライトコアは音が悪いと言っていながら、フェライトコアを多用しますか?RCAケーブルには使用して果たして効果があるのでしょうか。では100Vの電線に噛ませればノイズが消えるかですが、効果のあることもあればないこともあります。

簡単に電源を引っ張る電工ドラムという数十m電線が巻いてあるものや、テーブルタップや掃除機、巻いたまま使用しないでくださいと書いてあります。掃除機に至っては、黄色い線まで引き出して使用するのが必須条件です。これはインダクタンスも増えますが、巻いたままでは大電流時、発熱が逃げないということです。この話を読んで何を感じ取るかです。

ホイホイと無意味な実験をしてしまいました。
まず片端ショートは良いのですが、実使用を考慮して10KΩ終端の抵抗を介した閉回路で簡単にインダクタンスは測定できないのでした。
21.72Hとあり得ない値です。

終端値は10kΩです。

クランプコアを外しても変化はありません。

それでは片端ショートです。間違いなくショートです。

ショート状態でのフェライトクランプなしでのインダクタンスは0.4μHです。

片端ショートでクランプしてみると変化はありません。


これでnightwish_daisukiさんの言われることが、クランプコアのあるなしで変化がないので一応証明できたと思います。
一応とは、実際の使用はショートではなく10K~100KΩ程度の負荷だからです。

オーディオにおいて、可聴周波数帯域外の高周波はどれだけ音質に影響するかは懐疑的です。外部から飛び込んでくるノイズを除去するより機器内部の低雑音化の方が音質には、はるかに影響すると考えているからです。









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