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バランス接続①

バランス接続で質問をいただくことがあります。どうもネット上の情報で混乱している人が多すぎます。これは単なるつなぎ方の問題ではないのと、アンバランスと混在した場合、様々な接続ケーブル、またケーブル屋さんの販売上の思惑が絡んで理解不能な方も多く見受けられます。下の図は見にくいですが大体の感覚で見てください。
上段の図1は完全なバランス接続です。単純にグランド電位はスピーカーから見れば使っていません。左右でこれだけの増幅回路が必要になります。下段のアンバランス接続を見てください。なんとバランスの半分です。

なぜ倍の増幅回路が必要なのでしょう。すべては雑音が乗らないための配慮です。バランス回路は接続ケーブルに雑音が乗っても出力には出ないという利点があります。これを最大限生かすには、同相信号除去比CMRRの優れた回路が必要です。ですからバランスアンバランスが混在するのか、接続経路がそんなに長いのかといった経済性を含めて考えなくてはなりません。くれぐれもバランスが音が良いと言った幻想に惑わされない必要があります。元々放送業務用などで伝送路に渡す際にトランスでバランス化していました。このため回路はアンバランスでもトランスを介すことでバランスになっていました。コンシュマーオーディオでバランス化されるようになってからは完全なバランスが要求され現在のようなハイエンドと呼ばれるオーディオでは完全バランス化されています。別に述べますが、パワーアンプに関しては完全バランス化すると倍の増幅回路が必要で大型化で現実的でない場合もあります。この場合は入力が疑似バランスであったり、バランス受けの変換回路が入ったりします。この部分を端的にとらえ似非バランスであることを大げさに訴える業者もあったりします。上の図だけで理解できる方は、このことに気が付くはずです。
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