オーディオの電源による音質の差(直流電源装置)
- 2016/11/19
- 23:37
電源による音質の差を確認するため実験してみました。(今日からデスマス体で書きます)
これは100V側の電源ではなく、直流電源でのお話です。
電子機器は100Vの交流をそのまま使うのではなく一度直流にしてから使用します。
それで、超低雑音の電源装置を新設計しました
今回製作した超低雑音電源は、数値的には十分満足できるものです。
しかし、音質的効果は聴いてみないとわかりません。
今回は、従来から使っているオーディオ用電源装置と切り替えて音質差が分かるように切替スイッチを付けて何度も比較できるようにしました。
上段が超低雑音電源装置、下段が従来から使っていたマルチ出力電源装置
出力は+15V、-15Vと制御回路用+12V
比較に使ったのは、音質的には数百人には試聴実績のある下のプリアンプ
アンプ部はFET+OPAMP+トランジスタのハイブリット構成のオリジナル回路です。
それで効果は
はっきりした差が出ました。
100V側にクリーン電源を入れた時のような差ではありません。
100Vから直流にした時点でのノイズを抑えれば音質上の効果はかなりあるようです。
目論み通りの結果が得られたと思います。
低域、高域の輪郭がはっきりします。宙ぶらりんにしてある電源供給の切替スイッチ
を切り替えた瞬間から数秒後に差が出ます。切り替えた瞬間に差が出ないのはおそら
くプリ内部の、電解コンデンサーに充電された分の電圧が残るせいだと仮説できま
す。他の人の耳でも聴いてもらい結果が出ましたらまた書きます。
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