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ほぼ完成プリアンプ

カスタマイズで製作するプリアンプは配線量が半端でありません。
本機の仕様
MCカートリッジのWアームプレーヤ接続できるようにする
CDプレーヤーとSACDプレーヤーをつなぎたい
予備入力
レコードから録音もしたい

この仕様で照光押し釦スイッチでコントロール
音量調整はRK501ボリューム

こんな感じで製作。

微小信号のMCカートリッジを扱うので、電源回路は考慮が必要。
アースポイントが非常に重要

いよいよ完成、RK501高級ボリューム入荷すれば仮ボリュームと交換すればすぐ発送できる。
約束、納期は守らないといけませんね。
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最後まで悩んでいたMCカートリッジ切替は、シールド付きリードリレーで対応。
uti2

コメント

No title

プリアンプ到着しました。

愛知の方お名前は存じませんが、RK501先にお譲り下さり有難うございます。

まずプリの大きいのに驚きです。ダイヤルも45㎜と聞いていたものの写真と違って大きい…しかし操作性抜群。CD.SACD.アーム2本がボタン式のワンタッチ切替はものすごく使いやすいです。

最初はプリアンプの増幅回路を経由すると音質が悪くなると思っていましたのでプリを使わず電源回路を使わないパッシブプリにてボリューム調整、固定抵抗切替方式。次に更なる高音質を求めてパッシブプリの最高品質であるセイデン社のトランス式アッテネータAT-802を使用。今から思うと完全な回り道でした。

GICフィルター方式の4ウェイチャンデバの音圧調整は慣れてくると簡単なのでAT-802を取り外してCDP→DAC→チャンデバとダイレクト接続。音圧バランス4つの調整はその都度調整。オーディオマニアである兄によるとあり得ないそうです(笑)
ダイレクト接続することで音楽本来の躍動感やピアニストのタッチの強弱変化が堪能できるようになりました。最高級のパッシブプリといえど音楽の養分を随分吸収していたようです。

上記の使用方法で音質上は充分満足なのですがどうしても視聴席の横でソフトの操作やボリューム調整がしたい…ということで今回のプリアンプ制作依頼となった訳です。

さて今回のプリアンプ音質の感想ですが、パッシブプリを使わないダイレクト接続よりもCDの場合2~3割情報量が増えた印象で正直驚いています。レコードの場合もちろんCDより音はいいのですがカートリッジ品質の問題も見えてきます。自分はオーディオマニアではないので音楽を聴いた印象を以下に書きます。

今までも充分にいい音で聴いておりました。それでも極論を言えばリヒテルの弾くスタンウェイの音質がどうしてもやや冷たく響き…ヤマハは若干貧租に響いておりました。
本来リヒテルの奏でるヤマハの響きはもっとすばらしい音色であるはず…と思っておりました。しかし今回のプリを使用することで本来のリヒテルの美しい音、ミケランジェリーの奏でる弦の揺れが見えるような高貴な響き…こういうデリケートな響きまで再現できるようになったことに驚いております。

リヒテルは急遽発案された小ホールでのコンサートを好んでいたと聞いております。ですが、世界中のファンが当然それは許してくれません。私の聴いた8回のコンサートも当然大ホール…S席でも30メートルくらい離れます。この広い空間で30メートル離れるのと、八ヶ岳のホテルで行われた限られた顧客によるミニコンサートのように近距離で聴くのでは音の響きも受ける感動も違います。

私の聴いたコンサートでは広い空間に消えていたであろう豊かで上品な美しい響きまで今回プリアンプを追加したことで再現されることとなったと感動をしております。リヒテル独特響きをオーディオで求めるのは無理と思っておりました。

生演奏こそが本物の音楽と知りつつも、部屋にいて好きな時間に好きな曲…しかも歴代の名演奏を楽しめるのが再生措置というものです。だからどうしても本当に良い製品が欲しくなる。しかも少し頑張れば買える金額と言う条件が付けば選ぶ機種は自然と限定されます。

現在の段階で申し分のない音が再現されておりますが、設計製作が個人製作であることを思うと現段階で今のチャンデバをRK501仕様に変更することに思い切りました。入れ替え引き続きよろしくお願いします。2つ連続の『頑張れば買える金額』の出費は苦しいところもあります。もちろん女房には内緒です。

音楽大好きさんコメントありがとうございます。

音楽大好きさん
こんにちは
到着と、詳細なご感想ありがとうございます。
特に下記ご感想頂いた
・・・再現される感動・・・
・・・部屋にいて好きな時間に好きな曲…しかも歴代の名演奏を楽しめるのが再生措置・・・・・
これがオーディオの原点だと思います。残念なことに飾るものとされる方がオーディオと思われる方も少なくありません。

> 私の聴いたコンサートでは広い空間に消えていたであろう豊かで上品な美しい響きまで今回プリアンプを追加したことで再現されることとなったと感動をしております。リヒテル独特響きをオーディオで求めるのは無理と思っておりました。
>
> 生演奏こそが本物の音楽と知りつつも、部屋にいて好きな時間に好きな曲…しかも歴代の名演奏を楽しめるのが再生措置というものです。

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