パワーアンプ
- 2019/05/19
- 07:47
今、私としてはめずらしくパワーアンプを貸し出しています。
4月29日のオーディオ音楽鑑賞会で使用したA級アンプです。
音質的には、悪くありません。大会場で公開できる音質です。
発熱量=消費電流は大きいので、不経済なアンプです。今時のD級デジタルアンプの低消費電流に比べたら極めて効率が良くありませんね。しかしA級にはA級の音質があるのです。
それで思い出したのですが、自家用アンプは、結構補正回路省略しています。
貸し出したアンプは補正回路入れています。音質を犠牲にして入れているのではありません。
どのようなスピーカーが接続されるかわからないからです。
このどのようなスピーカーやケーブルが接続されるかわからないが重要なポイントでパワーアンプをあまり作らない理由でもあるのです。昔はスピーカーをぶっ壊すアンプは結構耳にしました。
下記はパワーアンプの出力回路です。
AとBの回路は、ほとんどの市販アンプに入っています。
Aの回路は、スピーカー負荷は高い周波数ではインピーダンスが高くなるため発振防止用です。
数百kHzを減衰させます。
B回路は容量負荷によってアンプの安定度が変化しないように入れます。
要するに、数千pF程度から数μFの容量(コンデンサー)が繋がれても安定に動作するように入れます。
デジアン時代に入ってこのB回路のLを間違えて考える方もいるようです。
自家用ではこの回路を省略する場合もあります。マルチアンプで使う場合でスピーカーコードも短い場合使わないでも安定に動作するからです。ネットワークが無いので容量負荷にもなりません。

今の時代、情報が溢れていますね。音質でしかとらわれない情報に惑わされています。
人様にお貸ししたり、アンプ試聴会などでは、どんなスピーカーにつながれるか分からないので、A.Bとも必ず必要な回路です。
B回路のインダクタンスは1μHと非常に小さいです。色鉛筆に12回くらい巻いて大体1μH。
MHz台でのインピーダンス問題。それだけです。
思い出しました。昔ネットが普及し始めた頃、なんでも音が変わるから耳で決める方とお話ししたとき、最後は、大人の遊びだと豪語されましたが、それは大人の遊びではなく、子供のやることです。
4月29日のオーディオ音楽鑑賞会で使用したA級アンプです。
音質的には、悪くありません。大会場で公開できる音質です。
発熱量=消費電流は大きいので、不経済なアンプです。今時のD級デジタルアンプの低消費電流に比べたら極めて効率が良くありませんね。しかしA級にはA級の音質があるのです。
それで思い出したのですが、自家用アンプは、結構補正回路省略しています。
貸し出したアンプは補正回路入れています。音質を犠牲にして入れているのではありません。
どのようなスピーカーが接続されるかわからないからです。
このどのようなスピーカーやケーブルが接続されるかわからないが重要なポイントでパワーアンプをあまり作らない理由でもあるのです。昔はスピーカーをぶっ壊すアンプは結構耳にしました。
下記はパワーアンプの出力回路です。
AとBの回路は、ほとんどの市販アンプに入っています。
Aの回路は、スピーカー負荷は高い周波数ではインピーダンスが高くなるため発振防止用です。
数百kHzを減衰させます。
B回路は容量負荷によってアンプの安定度が変化しないように入れます。
要するに、数千pF程度から数μFの容量(コンデンサー)が繋がれても安定に動作するように入れます。
デジアン時代に入ってこのB回路のLを間違えて考える方もいるようです。
自家用ではこの回路を省略する場合もあります。マルチアンプで使う場合でスピーカーコードも短い場合使わないでも安定に動作するからです。ネットワークが無いので容量負荷にもなりません。

今の時代、情報が溢れていますね。音質でしかとらわれない情報に惑わされています。
人様にお貸ししたり、アンプ試聴会などでは、どんなスピーカーにつながれるか分からないので、A.Bとも必ず必要な回路です。
B回路のインダクタンスは1μHと非常に小さいです。色鉛筆に12回くらい巻いて大体1μH。
MHz台でのインピーダンス問題。それだけです。
思い出しました。昔ネットが普及し始めた頃、なんでも音が変わるから耳で決める方とお話ししたとき、最後は、大人の遊びだと豪語されましたが、それは大人の遊びではなく、子供のやることです。
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