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古い時代のチャンデバからの呪縛

マルチアンプを薦める上で、色々お話を聞いていると古い時代のチャンデバからの呪縛を解けないでいる方が多い事が分かって来ました。古い時代は2ウェイチャンデバを直列使用するものが多かったです。PA用途で2ウェイ用を重ねて使っているのを見たことがあると思います。それを図で表すと下記のようになります。
チャンデバ

2つに分けられた音楽信号は次段でまた2つに分けられそれが必要数続きます。
高い周波数になる程音質的に不利になるのです。
どんなに高級なものでも同じです。例えば1段目で500Hzで分割したとします。500Hz以下は良いとして500Hz以上はフイルターを通った後、次にまた分割されます。500Hz以上の周波数が次に4000Hzで分割されたとします。するとその段では低音側から500Hz以上4000Hz以下が出力されます。この繰り返しです。そうしたらもうお分かりかと思いますが、位相が何回も分割帯域では廻ることになるのとフィルターを何段も通過するため音質劣化が大きいのです。
これがアンチマルチアンプを増やしている要因でもあります。

GICチャンデバが音質的に好評な理由
音楽愛好家の方に評判の良い理由は下記のブロック図にあります。
gicblk.png

元々帰還回路を何段も通らない音質的に優れた、GICフィルターですが、フィルター単体のメリットを生かすために並列に信号を処理しています。回路構成はシンプルですが、回路自体は複雑です。それを可能にしているのが精密に選別されたコンデンサーとOPAMPのチップです。


コメント

No title

なるほど!です。これが「チャンデバは音を濁す」と思っていた要因なんですね。
その昔、マルチアンプ駆動の優位性は理解していたつもりだったので、他にチャンデバを使わずに
マルチ駆動できる方法はないか?と苦肉の策で考えたのがトランス分配式でした。
最終的にフィルターは必要になりますが、市販のチャンデバを通すより遥かに生々しい音でした。
私もずっと前からチャンデバに対しては「音に生気が無く曇った音」という印象を持っていた一人です。
audio projectさんのチャンデバの音を初めて聴いた時、その思いは木っ端微塵に砕けました(笑)

げんたさんへ

何でも理由はあるものです。

今の時代、市販品は、求める質が違う方向に行っていると思います。
今後ともよろしくお願いします。

こんばんは(^_−)−☆

そうか、意外に旧い方法の方も多いのですね。
多分、歴も旧い方で、徐々に3ウエイ、4ウエイにした方も、おられるのでしょう。

しんのすけさん

おはようございます。

今は、オーディオ用のチャンネルデバイダーを製造しているオーディオメーカーは、1社と言っても良いと思います。

PA用は、ある意味用途が違いますから、ご使用になる方が、選択する能力と、使用する能力が必要です。
だからノイズが気になるとかですね。

大音量で、ごまかせないホームオーディオは、繊細な小音量での実力が大切です。
再生しながら、お話しできない音量は、現代社会ではアウトです。

No title

なるほどこう言う事だったのですね。
兄のマルチシステムの音を聞いて詳細な音まで再現しているのは分かりましたが、歪があり音に生気が無い..

マルチシステムに疑問を持った自分は、マルチではなくネットワークを高級化(トランス方式で通常の3ウェイ)にすることでそれなりの高音質化を実現した時期がありました。

しかし今振り返ってみるとそれも遠回りでした。今はaudio projectさんの4ウェイマルチです。素晴らしい音楽世界が広がります。

マルチは迷路の入り口と言う人がいます。自分は最初からaudio projectさんのチャンデバを採用しましたので調整に迷う意味はわかりません。音楽だけに専念しています。
遠回りはしたものの、比較的短期間に高音質を実現できたと喜んでいます。
引き続きよろしくお願いします。

音楽大好きさん

コメントありがとうございます。
今週は、どういう訳かチャンデバの質問が数人の方からありました。
2ウェイのチャンデバを重ねた方が良いような質問もあったので記事にして説明しました。

今日伺ったお宅も短期間で改善した方でした。

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