論より証拠か?無理が通れば通理が引っ込むか?
- 2019/01/19
- 11:39
オーディオは無理が通れば道理が引っ込むといった部分は、少なくありません。
Aさんが良い音だと主張しても、Bさんはさっぱりわかりません。
逆にBさんの良い音はAさんにとって許しがたいくらい酷い音と言うことはいくらでもあります。
Aさんは、良くクラシック音楽を聴きに有名ホールに行きます。
一方Bさんは、有名JAZZ喫茶に足しげく通います。
養われて来た感性が違うのですから、話は合いません。
Aさん、Bさんは、棲む世界が違うのですから話をすれば言い争いになります。
次の写真を見ましょう。
とあるプリアンプに、10KHzの方形波を入れたプリアンプの出力波形です。
こちらは、私の製作したプリアンプの10KHzの方形波の出力波形です。
耳で聴いた場合に違いは相当にあることは間違いありません。
Aさんは、波形のしっかりした方を良い音だと言います。
Bさんは、こういうのは良い音だとは言わないと主張します。
付け加えて、ヤクザな音を求めているとまで言います。
こんなことが、オーディオショップや、アンプ製作者の間で信しやかに語られています。
不毛なことの言い争いや主張は、何の得にも知識にもなりません。
この波形一つとっても、論より証拠にならないのがオーディオでもあります。
ハム音、ノイズ、発振これは敵なのですが、気にされない方も少なくないのです。
ハムがあるけど良い音です。ノイズがありますが良い音です。発振がありますが良い音です。などと平気で言われる方がいます。
音楽を聴くには異常な動作は、邪魔なものです。
こういうことすら通りません。
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