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周波数特性

スーパーツィター記事を書いて、レスもらってふと思ったことです。
スピーカーの高域再生特性の改善は70年代にすでに始まっていました。
なんか流体入れて改善するような開発だったと思います。(広告見つけました)
70年代半ばにはパイオニアPT-100リボンツィターが100KHz、PT-150 ドーム型ベリリウムで55KHz。
サンスイがローコストモデルに50KHz
70年代にその領域です。必ずしも現代が進化しているとは言えない事実です。


スピーカーは再生周波数はおおざっぱで20dBくらい違ってもOKだから数値だけでは厄介です。かなり減衰しても再生すればOKみたいな規格です。特性図を見るのが一番です。
アンプに関しては十分に広い再生帯域が必要です。しかもフラットでなければいけません。
試験はどのように行うのか簡単に説明します。
パワーアンプの測定は、アナログです。
パワーアンプの測定系で接続してあります。
パワーアンプの入力に発振器からの出力を入れます。アンプの出力にはスピーカーに見立てた疑似負荷をつないでおきます。
出て来た電圧を測定して、何Hz~何百KHzまでフラットなのかを測るのですがその時の波形も見て置く必要があります。
IMG_7464.jpg
発振器と入力レベル 発振器から一定の電圧を加えます。
IMG_7466.jpg
発振器の周波数確認 周波数可変(10Hz~数百KHz)するので周波数カウンターで見るとわかりやすい。
IMG_7467.jpg
パワーアンプの負荷 8Ωか4Ωの負荷抵抗に接続
IMG_7468.jpg
パワーアンプの出力波形 負荷抵抗の両端の波形を見ます。(LR同時表示)
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パワーアンプの出力電圧 負荷抵抗の両端の電圧を見ます。(LR同時表示)
IMG_7469.jpg
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コメント

スピーカー難し

こんばんは(^_-)-☆

アンプの特性は、ちゃんとした発振器と出力メーターがあれば見れますから分かり易いですね。

それに対して、スピーカーはちょっと難しいですよね。素晴らしく特性のよい、測定用のMICがまず必要でしょう。
あとは、スピーカーに対する角度でも、特に高域は落ちますし、残響や定常波の問題もありますからね。

基本的には、低域限界×高域限界=100万でしたっけ。あれ、意外と正解だと思うんですよ。要は、50㎐×20000㎐=100万って感じで可聴域でね。 ダイソーのは100㎐~10000㎐ だから違和感なく聴けます(笑)

可聴帯域外は、耳で聴くというよりも身体で感じるといった方が良いかもしれませんね。ボディー・ソニックですよ(笑)

Re: スピーカー難し

> こんばんは(^_-)-☆

> それに対して、スピーカーはちょっと難しいですよね。素晴らしく特性のよい、測定用のMICがまず必要でしょう。
> あとは、スピーカーに対する角度でも、特に高域は落ちますし、残響や定常波の問題もありますからね。
測定用マイクは、チョット厳しいですよね。意外なところで、日本ケミコンが製造してましたけど。

> 基本的には、低域限界×高域限界=100万でしたっけ。あれ、意外と正解だと思うんですよ。要は、50㎐×20000㎐=100万って感じで可聴域でね。 ダイソーのは100㎐~10000㎐ だから違和感なく聴けます(笑)
100万則、これは昔から言われていましたが合っていると思います。
店舗のBGMは100㎐~10000㎐くらいですから、違和感ないでしょう。

ただ、オーケストラの再現を具現的に求めると別の話ですが
>
> 可聴帯域外は、耳で聴くというよりも身体で感じるといった方が良いかもしれませんね。ボディー・ソニックですよ(笑)

1980年頃~

当時赤井が輸入していた インフィニティIRSの実物や
(本当に+/-2dbなのか?)ソニーのSS-R10も見ましたが、なにせデカい!しかもCDで音出してましたので、
20Kの音なんて当時でも聞こえたか?しょうがないのでオーディオ協会のテストCDを買って帰ったです。(笑)
その頃から、あまり基本的部分は変わっていないような気がします。

ツイーター

こんばんは(^_-)-☆

想い出のあるVICTOR Zero-5Fineの仕様を見てきました。30Hz~100000Hzとなっていて、クロス5000㎐だって。59800のスピーカーで、どんだけ高性能なツイーター積んでいるんだって思いますね(笑)

Re: 周波数特性

ひらひらさん
70年代のオーディオを知らないで、今のもので話す人多いですが、増幅器とトランスデューサーの関係は、思っている程進化してない事実は、色々、都合悪いのですね。

Re: 周波数特性

しんのすけさん
リボンツィター搭載機種は、高域特性良いです。
アンプに合わせて、ツィターも追従してました。ソースと耳が追いついてません(笑) 良い時代でした。

リボン

こんにちは(^_−)−☆

リボンは分かっているけど、5000hzからだし、安いし(笑)

Re: 周波数特性

しんのすけさん
おはようございます。
これぞ昭和の量産効果ですよね。
zero30fine使ってました^_^

この辺りから?

ラオックスで現物を見たです。
http://www.rosenkranz-jp.com/Know-how/Technology_Kaisersound/type/20101227_02.html 
今のエラックとかの元になっているかもしれないです。
時期的に特許も切れてるでしょうし。 
当時実売2本で8万位でした。

Re: この辺りから?

> ラオックスで現物を見たです。
圧電型のツィターみたいですね。

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