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調査判断依頼品(オーディオ)

ある個人販売の、フォノイコライザー付きプリアンプの判断依頼が来た。
簡単に言えば、使って良いものか見てもらいたいとのこと。
ここのガレージさん調査はこれで2回目だ。

とある大手オーディオメーカーの設計技術者さんにも診てもらったところ、蓋を開けてみただけで、ダメだしされたとのこと。

現在も販売中のものなので、写真は光学的にぼかしてます。
これなら特定できないでしょう。


詳しくは書けませんがオペアンプのみでの構成
音量調整は、ゲインコントロールタイプ。

良かった点
・汎用トランス内蔵なのにハム音が思ったほど大きくない。

問題点
・今時半波整流回路採用(ラジオにも使いません)
・電源スイッチが無い
こういう設計思想なのだから文句は言いませんが、他人がどういう環境で使うのかわからないからねぇ~

・ボリューム位置でノイズが出る
・RIAA偏差が大きい±1dBくらい RIAA出力単独で20KHzを超えるとゲインが増大してゆく
・AUX入力も20KHz超えるとゲイン増大して行く

よくわからないがゲイン調整位置によって出るノイズがこれ


ゲインは2連ボリュームの抵抗値で決めているので、左右にゲイン差がある


音は
出ますよ、鳴りますよ。
これでも良い音だと言う人もいるでしょう。
オーディオなんてそんなものです。
ネット時代。一般の人がSNSやブログで情報発信するから、こんな物でも良い音だと思って依頼者も購入されたのでしょう。

きちんとしたメーカーの物は、設計技術者が設計します。だから安心して使用できます。そういうものは、何十年経っても良い音で鳴ってくれます。
だからオーディオ全盛期のものは、人気があります。
それに負けないように私も頑張りたいものです。

この機器の設計者さん
ただ鳴れば良いのではなく、入力出力の処理はきちんとしましょうよ。
ラインアンプで10KHzの矩形波がこれでは使えません。
明らかに、ゲイン可変回路に問題がありますね。


ボリュームは音が悪いが都市伝説として一人歩きした結果、ゲイン可変型に飛びつくとこういうことになります。





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