FC2ブログ

記事一覧

A級動作領域

発熱するアンプと発熱しないアンプ。どちらを選びますか?

冒頭から訳の分からない事を書きましたが、音を出さないのに暖かくなるアンプと冷たいアンプがある場合、暖かいアンプの方が絶対お勧めです。これはA級動作領域の設定なんです。
簡単に言えば1Wのパワー分の電流をあらかじめ流しておくか、10Wの電流を流しておくかでA級動作領域が決まるのです。これが50Wともなると大変な熱量です。考えかたで8Ω負荷か、4Ω、2Ωでもまた違って来ます。別の視点から考えれば自宅の部屋の大きさから必要最低限で良い訳ですから、10WクラスでA級で大抵間に合うはずなのです。
普通の羊羹1本分も無いような放熱器のアンプに繊細表現は求められ無いことは言っておきましょう。鳴らしている間に熱もてば音が良くなるものではありません。
昔の国産オーディオアンプを思い出してください。大きな放熱器に思いトランス。A級動作領域を広げると、それだけ発熱が大きくなり、回路的にも、部品的にも余裕ある設計が必要なので大きく、重くなりお金がかかります。



スポンサーサイト



コメント

そうですね

こんにちは(^_-)-☆

確かにそういう傾向は、経験上感じます。
常用のROTELは、音出さなくてもけっこう熱くなります。リビングで使用中のダイヤトーンMA-601も熱くなります。
ヤマハのCA-2000は最近使っていませんが、ノーマルとA級の切り替えがあります。当時は各メーカーでこの方式流行りましたよね!
ノーマルでは、全然熱を持ちません。A級だと、かなりあっちっちになりますね。
でもね、切り替えても、音質の違いは聴感では認識できません(笑) 若い頃(まだ、耳が良かった頃)も同様でした。ヤマハトーンは変化なしです(笑) まあ、同じトランジスターだし、トランジスタだけで音質が決まる訳ではないですからね~。でも、変わらないというのは、正常に動作していると判断しています。

純A級意外のアンプは、AB級のアンプが多い様ですから、仰る様にアイドリングでの発熱が多いアンプは、A級動作領域が広い可能性が高いですね(^^)/

そういう意味では、効率の良いスピーカーを使うのは、経済的に良い音を楽しむ方法と言えるでしょう。効率の悪いスピーカーを鳴らすには、ハイパワー領域まで特性の良い、高価なアンプが必要になりますのでね。

Re: そうですね

> こんにちは(^_-)-☆
>
> 確かにそういう傾向は、経験上感じます。
> 常用のROTELは、音出さなくてもけっこう熱くなります。リビングで使用中のダイヤトーンMA-601も熱くなります。

通常使用の領域までA級で行きましょうという妥協点が重要なところです。
ところが最近それは忘れられています。

> ヤマハのCA-2000は最近使っていませんが、ノーマルとA級の切り替えがあります。当時は各メーカーでこの方式流行りましたよね!
> ノーマルでは、全然熱を持ちません。A級だと、かなりあっちっちになりますね。

A級切替にするのであればノーマルはほとんどB級動作に近くて良いことになるわけです。


> 純A級意外のアンプは、AB級のアンプが多い様ですから、仰る様にアイドリングでの発熱が多いアンプは、A級動作領域が広い可能性が高いですね(^^)/

そうです。先に書いた通り通常使用領域までA級 大体アイドリング電流200mAも流すと結構暖かく(熱く)なります。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

audioproject

Author:audioproject
自作オーディオというジャンルです。
audioproject.jpは独自ドメインです。
自作オーディオ.jpは独自ドメインです。