楽しい自作オーディオと注文製作

日本無線がまだ元気だった頃のアマチュア無線用全波受信機NRD-515を修理した。40年も経つと次々と故障する。またまた故障、今度は手強い。パルスジェネレーターが出力しない。以前も故障して、調整でごまかしたが1年もたなかった。これが、故障したら普通はお手上げなんですが直します。
チューニングノブを回すとパルスを発生する。ロータリーエンコーダ。ダイアルフィーリングは、オーディオチューナーの比では無い。これがジェネレーター部のメカ。全分解すると相当な手間がかかる。
自分のものだから直すけど、次々故障するから古いものは直さない方が良い。キリがない。エンドレス修理ループに嵌る。


エッチング加工の円盤スリットから漏れる交互に出る光を受光して、A相B相のパルスで周波数をアップダウンする。


ベアリング軸受けが滑らかなフィーリングを作る
受光部の前にとても狭い0.5ミリくらいのスリットがある。


交換中写真撮り忘れたが、故障原因は、下の写真の赤外線LEDと、受光ダイオードが劣化してしまった。40年の年月には勝てません。トランジスタは改造で不用となって外したもの。2SC373Gが付いている。Gは高信頼品


どうやって修理したかは、フォトインタラプターを2個分解して、無理矢理取り付けた。トランジスタ出力なので、トランジスタは不用となり外した。部品が無ければ改造して直すしか無い。

久しぶりに、空飛ぶ電波を受信しましたが、チューニングノブを回して受信するのはいいです。周波数をボタンでセットとは違います。
メモリーユニット別、専用スピーカー別、スピーカーユニットにはJBL10センチスコーカーを削って入れた。


写真追加しておきます。
受信部フィルター　フルオプション


パルスジェネレーター。　(ロータリーエンコーダ)


シンセサイザー部