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アナログは深い、レコードプレーヤー(追記)

本格的なレコードプレーヤー(カートリッジ、針)を語るには、相当の知識が必要です。
ネット上の情報を探しても、特定商品の宣伝に近いものしか出てこないでしょう。
おそらく、語りだしたら、数十件以上の項目になるでしょう。
細かく書いたら100を超えるかも知れません。
オーバーハング、インサイドフォース、トラッキングエラー、トーンアーム形状。ラテラルバランス、アーム高さ、ゼロバランス、Qダンプ、クォーツロック、ゴムシート、スタビライザー、ハウジングマージン、針圧、針先形状・・・・・

車の免許で学科を受けたら、すぐに運転ができないのと同じです。
レコードプレーヤーの操作テクニックは、実戦でのみできることです。
逆に車の運転と同じで誰でも運転できるがということでもあります。

例 インサイドフォースキャンセラー
大事なことは溝の左右の壁面に同じ圧力がかかることです。左右の壁面に均等な圧力がかからないと、左右の出力レベルまで変わってしまいます。レコードも痛めることになります。
求心力との絶妙なバランスなのです。
針先の気持ちになればわかると思います。

インサイドフォース(アンチスケーティング)
重りで引っ張る例1

重りで引っ張る例2

電子制御の場合はアンチスケーティングと言う場合が多い
滑り止めですね。


針先が音溝を正しくトレースできるように引っ張るのがインサイドフォースキャンセルの力。アームのオフセット角により生じます。












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