楽しい自作オーディオと注文製作

ブロ友さんに教えてもらっていたカセットメカ調整をしました。
ブロ友さん覚え書きでSM写真で残してあったものなのでさらに実機で覚え書きにしておきます。

電源を切りモーターの配線を外します。



電源を入れ、停止モードで、オペレートプリ―を下方向に完全に止まるまで手で回します。カセットトレーが全開放します。



デジタルテスターのプラスを右から5番目のピンにミノムシクリップで接続します。マイナス側はシャーシです。右側のVR2を調整して1.145Vに合わせます。（アナログコンパレータですから大体で良い）



おおよそ1.145Vです。



プリ―を上側に手で回して、蓋を閉じます。この時もプリ―が回らなくなるまで回します。（デジボルを見ながら回すとわかりやすいです。）蓋が閉じるまでではありません。プーリーが止まるまでです


9.19VになるようにVR1で合わせます。ピッタリは会いませんから大体です。


VR2とVR1の調整は数回行って近い値に追い込みます。これで祖調整は終了です。デジボルを外し電源を切ります。


カセットリッドフロントパネルを外します。


カムホイールの微調整と動作確認。さかさまにして底面側からカムホールを見ます。停止ボタンを押してカムの切り欠き凹と板の凸位置があっているか確認します。このようにずれている場合は調整します。


VR1を回して凸凹が合うように再調整します。（合った状態）


IPSSボタンを押します。（表示がIPSSになる）


早送り巻き戻しボタンを交互に押してヘッドとピンチローラーが上下に動作しないことを確認します。


ストップモードでリール台にブレーキがかかっていることを指で動かして確認して完了です。リール台がわかりません。ハブリールが回らないから良いことにします。

本機はアジマスはずれていませんでした。ほぼ未使用ですから、テストテープでこんな感じです。