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アナログでいいものはアナログでいいのです。

オーディオのリアル会話
アナログでいいものはアナログでいいのです。
この言葉は、最近メールや電話で、話す方々に言うと非常に受けがいい言葉です。

必要なら、デジタル化すればいいだけで、無意味にアナログをデジタルにして良いことは無いことぐらい、多くのオーディオ諸兄の方々は認識しているからです。
とにかく世の中、情報が溢れ、時として騙されることは少なくありません。
信じてやまない人たちは、騙されたとは決して思っていませんから、都合の良い諸説ありますが!にしておきましょう。
しかし真実は1つしかないのです。

求めるのは音の追求です。
それは、すべて経験値がものを言います。経験とはそのスケールの音を経験していない人に、いくら言っても話は通じないということです。

極端な例を言えば、小型のスピーカーしか聴かない人に、大型のスピーカーで聴かせても違和感があるばかりで、その逆もしかりです。
デジタル化によって大型を小型で、凌駕できるみたいな現在の状況は、時代の流れとしては正しくも、無理な方向に向かっているのは間違いありません。
レコード受けのいいのはこのあたりにあるのかも知れません。

ネット(YouTube)上で虚飾大型スピーカーでの演出も考え物です。大型スピーカーの音を小型のパソコンスピーカーで聴いて、感想を書き込んでいるのには閉口します。

ここ数日、福岡、愛知、東京、福島など数名の方から、近況報告やお礼のメールや電話をいただきましたが、共通して言えることは、求めている音になったということです。その方々の求めているものは、演奏の再現です。
だからオーディオの装置は、「足してはならない引いてはならない」なのです。
そして虚飾(アクセサリー)からの脱却です。それを皆さんわかっていただいたようです。そうです、何の色付けもしないものだからこそ、使用者の皆さんの技量が生かせたという簡単なことなのです。癖がないから好みに作れる無色透明なものは、如何様にもできるということです。

職人気質の石屋さんで先日、一度きりの取引ならではなく、末代まで続くものは、誤魔化してはならないと言っていました。心に響く言葉でした。






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