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CDのダイナミックレンジ(音圧論争)

今更聞けないではありませんが
CDのダイナミックレンジについて書きます。
CDのダイナミックレンジは90dB以上あります。
これはCDが発売された当初、謳い文句としてCDの歌詞カードの最後に優位性として書かれていました。一般の人には何のことだかさっぱりわかりませんね。下の写真がその能書き例です。

コンパクトディスクのダイナミック・レンジ(最弱音と最強音の差)は90dB以上。と明記してあります。さらにコンサートホールで聴くオーケストラの演奏が約100dBといえば納得していただけるでしょう。とまで書いてありますね。

もっとわかりやすく説明しましょう。
小学校のプールの容積をCDだと思ってください。
低学年用の水深の浅い部分と高学年用に向かうと、だんだん深くなりますね。
音楽信号の最弱音が浅い部分(低学年用)が深い部分(高学年用)と考えます。背の低い低学年は深いところへ行けませんね。
実際の演奏は浅い部分から深い部分まで自由に行き来します。

ですから昔は、この広いプールを泳げる人は自由に、縛られず規格の範囲内なら泳いで良かったわけです。
しかし今は、泳げない人は浮輪や船を浮かべて一様に深いところへ行っていいよという時代になったということです。
(実力のある人ばかり深いところへ行くのは、ずるいので誰でも深いところに行けるようにした方が良いと思いますと誰かが言ったのだと思います)
ですから、浅いところには誰もいないで深いところにひと固まりになっています。

それがこの針の振れ方です。90dBのレンジの上の方にごちゃごちゃして動きません。プールの深いところ(赤いゾーンを深いところと思ってください)でわずかにしか動いていません。

では、CDだからできる広いダイナミック・レンジの録音とはどういうものでしょうか、下の例は市販の最新の声楽家のCD録音です。VUメーターには収まらない範囲の振れです。自由に広い範囲を泳ぎ回っています。本来はこうあって欲しいものです。
逆に声楽家の音声を音圧稼ぎ処理(大きな音も小さな音も一様の大きさ)で録音したら、本当につまらないものになります。実例を挙げることは、反発をかうのでやめておきます。

注意 
プールに例えているだけであって実際の水泳プールの運用とは関係ありません。

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