楽しい自作オーディオと注文製作

今朝からハーネスの片端末の予備半田作業です。15時過ぎに終わりました。
電線にあらかじめ半田しておく事を、予備半田と言います。少量なら半田ゴテでやりますが、数が多いので小型の半田ポットを使います。無鉛半田を入れてあります。接続される基板側が無鉛ですから鉛と混ぜることはできません。


局所排気で煙りは吸い込みます。半田作業をするたびに思い出すことがあります。ホームページ立ち上げた頃、半田作業は有害作業ですと書いていたので、結構問い合わせがありました。その中で、日本かよと思うような問い合わせがあったのを思い出します。半田作業をしている女性の方から、目が痛いし煙りで喉も痛いが会社は何もしてくれないとのこと。労働安全衛生規則も知らない会社なんだろうと思いながらもせめて、簡易吸煙器用意してもらうのと、有害業務だと教えたら数日後、会社から牛乳飲めば大丈夫と言われ、みんなでやめることにしたそうです。20年も前の話しですが、今で言うブラック企業です。鉛作業は1年に、1回、血液検査と作業場の環境測定が必要です。50人以下の会社だと衛生管理者もいないからこう言うことが起きます。私は衛生管理者やって来たからこう言う事いいます。
話しがそれました。予備半田は、リード線を剥いて、フラックスに浸し、半田槽に入れて半田付けします。

一本ずつ半田ゴテで付けるのと違い少しは、効率よく作業出来ます。


ここまでは来れば、半分終わりです。これが時間がかかる準備作業です。