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クリーンにする電源が汚染源だった例

こんなこともあるのが事実でした。スイッチング方式での例です。
注意。全ての方式に当てはまるものでは無いです。
古い2000年頃私の実験です。昔の思い出話しと思ってください。

当時のデジカメなので小さい写真です。


元々の我が家の電源波形 今と変わっていません。
①当時はオシロスコープにフードを被せて撮影


②クリーンな100Vを生成する機器を動作させると1次側はこのようになります。
頭が食われています。
現在のこのような機器は改善されているとは思いますが、宣伝文句に一次側を汚さないは見たことがないので、実験された方はいないものでしょうか?
追記ノイズが含まれるとは言っていません。波形が変形すると言っています。


③クリーンな100V生成する機器で作った100Vはきれいですね。


④クリーンな100Vも拡大するとこんな感じです。


2次側は確かにきれいです。1次と2次で完全に縁切りされているので、微小信号が見えるようになります。こういうものは元々、微小レベルでの測定(計測)環境用に使用されて来ました。ですから2次側がきれいであれば問題が無いのです。
この試用した機器の設計は全てのオーディオ機器をこれで賄うことが目的でした。
ですから機器には問題はありません。

ところが家庭内で使うには問題が生じました。
オーディオ全部にはとても普通の方は予算的に使用できません。
何が当時問題だったかと言うと
このインバータータイプの装置、一次側(電源供給側)が使用前①使用後②の写真だったらまずいですよね。
自分で美味しいところだけ食い散らかして、③のようなきれいなものを作っていたからです。
これもある方法で解決できたのを思い出しました。

この正弦波の頭が無い波形は、嫌ですよね。






多少の波形変形は、実使用では問題はあまり生じません
そこで登場するのがこれです。
微細な信号を取り込むのに必要な医療機器用ノイズカットトランスの例。
産業用から医療用、オーディオ用まであります。
写真は医療用をオーディオルームとなりに設置した例。

わかりやすいように追記
予算のあるご家庭におすすめしたのが下の写真です。
オーディオルームに外から来るノイズを遮断するために入れたノイズカットトランス(医療用)電源波形のなまりとノイズの畳乗は別物です。
一般のご家庭の電源波形は通常①のような波形です。
②にするような機器は使いたくないですよね。

偶にまたは常時ノイズが乗っている場合オーディオルームには嫌なノイズを入れないようにする。それが対策と言うものです。





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